総合健診センター TOKYO-SHINAGAWA HOSPITAL

多彩なオプション検査

オプション検査

オプション検査

人間ドックの基本項目に加えて、さらに重点的に調べたい項目について選択して検査ができます。

ご希望に添えるよう、多彩なオプションをご用意しておりますので、ご不明な点はお気軽にお問い合わせいただき、ご自身に最適なドックをアレンジして下さい。

尚、受診日2週間前までのお申し込みをお願いします。

お申し込み時点で、オプション検査の予約人数がすでに満員の場合、受診日のご変更をお願いする事がございますので、何卒ご了承下さい。

オプション検査 料金表[546KB]

予約制オプション
当日追加可能オプション
上部消化管内視鏡検査(食道・胃・十二指腸)

主に、食道がんや胃がんの有無を検査することが目的ですが、他に、潰瘍・ポリープ・炎症の有無などについても検査します。ドックの基本項目に含まれる上部消化管X線(バリウム)検査と目的は同じですが、胃全体の形状・胃下垂の有無・胃の伸展度合いが分かり易いバリウム検査と比べ、粘膜面の色調変化や微細な凹凸などをより詳細に観察することができます。有所見時には、必要に応じて生検(組織検査)を行い、癌細胞の有無について専門病理医による病理診断を行います。

検査は東京品川病院内視鏡室で行います。検査を行う前に、麻酔や処置に伴う合併症の可能性について「説明・同意書」のご確認と、ご署名を頂いてから検査を行います。

上部消化管内視鏡検査の料金は、人間ドックの基本項目に含まれる上部消化管X線(バリウム)検査との差額料金です。バリウム検査との切り替えですので、バリウム検査は行いません。尚、生検(組織検査)を行った場合には、保険診療扱いとなります。(保険診療となった場合、保険の種類により異なりますが、お支払い料金は別途10,000円程度となります。)

■上部消化管内視鏡検査(上部消化管X線(バリウム)検査との差額)    5,500円(税込10%)

下部消化管内視鏡検査(大腸)

大腸がんになる割合は近年、急速に増加しています。

大きな要因として、日本人の食生活の欧米化で大腸がんが増加していると言われており、今後も増加することが予測されています。早期に治療をすれば、ほぼ完治すると言われていますが初期の段階では自覚症状がほとんどなく、定期的な検査が大変重要です。

肛門から内視鏡を挿入し、大腸(結腸と直腸)と小腸の一部を直接観察する検査です。病変が見つかった場合は病理検査のため、組織の一部を採取することもあります。

検査は東京品川病院内視鏡室で行います。検査の2日前からお食事制限があり、当日は下剤を飲んでお腹がきれいになってから検査を始めます。検査所要時間は30分程度です。

■下部消化管内視鏡検査 15,400円(税込10%)

胸部CT検査

CT

 喫煙されている方(肺がんになるリスクが非喫煙者に比べ、男性で約5倍、女性で約4倍とされます)、痰に血液が混ざる、咳が続くなどの自覚症状のある方、ご家族が肺がんにかかったことのある方には、特にお勧めします。また、過去に肺の疾患で治療を受けたことがある方は、胸部X線検査のみでの判断が難しいことがありますので、胸部CT検査での詳細な画像診断が有用です。

基本項目の胸部X線検査も行います。

■胸部CT検査    11,000円(税込10%)

脳MRI・MRA検査、頸部MRA検査

MRI

 脳血管障害のリスクは加齢とともに増加します。高血圧、糖尿病、脂質異常症、高尿酸血症、肥満、動脈硬化症などの合併症のある方、喫煙されている方、ご家族がクモ膜下出血や脳卒中(脳梗塞、脳出血など)にかかったことのある方には、特にお勧めします。
脳MRI検査は、磁気を用いた脳の断層撮影で、脳梗塞や脳腫瘍など脳実質病変の有無を診断します。脳血管を調べる脳MRA検査を併用し、脳動脈瘤や脳血管異常についても詳細に画像診断します。
さらに頸部の血管の動脈硬化や狭窄の有無を詳細に検査する頸部MRAを追加して実施します。

頭部の手術(クリッピング)をされた方や心臓ペースメーカーを装着されている方は検査できませんのでご了承下さい。


■脳MRI・MRA+頚部MRA    38,500円(税込10%)

頚動脈超音波検査(頚動脈エコー検査)

首の血管に超音波を当て、全身の動脈硬化度やプラークによる閉塞がないかを調べます。

■頚動脈超音波検査(頚動脈エコー検査) 5,500円(税込10%)

乳腺検査 [マンモグラフィー・乳腺超音波]

乳腺画像検査を受けられるときの選択の目安は、以下の様になっております。

  • 50歳以上・・・マンモグラフィーをお勧めします。
  • 40歳代・・・・マンモグラフィーと乳腺超音波を交互に隔年で受けられることをお勧めします。
  • 40歳未満・・・乳腺超音波検査をお勧めします。
  • 25歳以上の方で乳腺疾患の既往のある方、ご家族が乳がんにかかったことのある方は、マンモグラフィーと乳腺超音波の併用をお勧めします。

尚、授乳中の方または断乳後6ヶ月未満の方は、正確な診断ができず、乳がんの検出が難しい場合があるため、お勧めしておりません。何らかの自覚症状がありご心配の方は、専門医療機関の受診をお勧めします。

検査は、原則、すべて女性スタッフが担当させていただきます。
結果については、後日報告となります。

マンモグラフィー(乳房X線検査)

マンモグラフィ

乳がんの初期所見のひとつである微細な石灰化を検出し、早期発見をすることが目的です。 マンモグラフィーは、2枚の板の間に乳房を引き出して挟み、圧迫し薄く伸ばして撮影します。これは、検査条件を整え、正確な診断を得るためですが、圧迫により痛みを伴うことがあります。

以下の項目に該当される方は、検査を受けられませんのでご了承下さい。

  •  *心臓ペースメーカーを装着している方
  •  *豊胸手術を受けられた方
  •  *妊娠中または妊娠の可能性がある方
  • また、以下に該当される方は、検査に適さない場合がありますので、ご来所時にご相談下さい。

  •  *月経前のホルモンの影響により乳房が張り、現在痛みのある方
  •  *胸郭変形のある方

■マンモグラフィー検査1方向             4,400円(税込10%)

■マンモグラフィー検査2方向             6,600円(税込10%)

乳腺超音波

マンモグラフィーと同様、検査の目的は乳がんの早期発見です。マンモグラフィーと比べると、より簡便に検査することができ、腫瘤自体を検出することが特徴です。
より若年の方、放射線被曝を避けたい妊娠中の方、豊胸手術を受けられた方、マンモグラフィー検査時の乳房圧迫による痛みに耐えられない方などにお勧めします。

■乳腺超音波    4,400円(税込10%)

婦人科検査 [超音波(経腟エコー)・細胞診]

子宮がんの早期発見が目的です。子宮頚がんと子宮体がんで発生部位が異なるため、検査方法が異なります。
結果については、後日報告となります。

(1) 婦人科超音波・子宮頚部細胞診
子宮頚部に発生する子宮頚がんは、若年発症の報告が増加しており、前癌病変から早期がんでの症状がほとんどありません。そこで、早期発見のためには本検査がとても有用で、女性にとって大切なオプション検査です。
(2) 婦人科超音波・子宮体部細胞診

子宮体部(子宮内膜)に発生する子宮体がんの早期発見が目的の検査です。
子宮体がんの発症は、35歳代から多くなり、50歳から60歳代の閉経前後が多くなっています。子宮体がんの多くは、遺伝子と生活習慣病(高血圧、糖尿病、高脂血症など)に関連しており、閉経が遅い、出産歴がないなどの場合に、発症リスクが高くなることが知られています(国立がん研究センターがん対策情報センター)。このような子宮体がん発症リスクが高いと考えられる方、閉経後ないし月経と無関係の不正出血、おりもの、性交時痛、骨盤領域の痛みなどのある方には、特に本検査をお勧めします。

子宮体部の検査には痛みを伴うことがあり、検査後は激しい運動や入浴(シャワー可)を控えるなどの制限があります。
また、正確な顕微鏡診断(細胞診)が可能な細胞がうまく採取できない場合がありますので、予めご了承下さい。

■婦人科超音波・子宮頚部細胞診セット            6,600円(税込10%)

■婦人科超音波・子宮頚部細胞診・子宮体部細胞診セット    13,200円(税込10%)

血圧脈波(ABI/baPWV)検査

 上肢と下肢の血圧比(ABI:Ankle Brachial Index)を計測し、心血管リスクを予測したり、動脈の詰まりの有無をみる検査です。同時に、脈波伝播速度(baPWV:brachial-ankle Pulse Wave Velocity)を測定し、血管年齢・血管の硬さを評価することができます。
高血圧、脂質異常症や糖尿病などの動脈硬化リスクを指摘されている方には、特に本検査をお勧めします。

■血圧脈波検査    3,300円(税込10%)

冠動脈CT検査

冠動脈の走行、狭窄、石灰化、形状等をCT検査で調べます。造影剤を静脈内に注入しCTにて撮影することで、より詳しく血管の状態を診断することができます。

■冠動脈CT検査    33,000円(税込10%)

睡眠時無呼吸症候群(SAS)検査

睡眠時無呼吸症候群検査(SAS検査)

※SAS検査をもっと知りたい方はこちらをご参照ください。
睡眠時無呼吸症候群をなくそう.com

■睡眠時無呼吸検査(SAS検査)9,900円(税込10%)※当日予約も可

その他のオプション

以下のオプションは、当日のお申し込みが可能です。

①血液検査項目

ヘリコバクター・ピロリ-IgG抗体

ヘリコバクター・ピロリ菌は、萎縮性胃炎や胃潰瘍・十二指腸潰瘍、胃癌、また一部の血液疾患を引き起こす原因となります。この検査では、ピロリ菌に対する血液中の抗体の有無を調べます。そのため、ステロイド剤(免疫抑制剤)内服中やピロリ除菌治療後6ケ月以内の場合などでは、結果について正確な評価ができないこと(偽陰性や偽陽性)があり、除菌治療後の判定としては適していません。

■ヘリコバクター・ピロリ-IgG抗体    3,300円(税込10%)

肺腫瘍マーカー(シフラ、ProGRP、SLX)

肺がんにおいて血液中で増加するマーカーを調べます。肺がんの主な種類(組織型)によって、扁平上皮がんはシフラ、小細胞がんはProGRP、腺がんはSLXが増加することがあるため、これらをセットで検査します。肺以外のがんや、良性呼吸器疾患、腎機能障害などでも高値を示すことがあります。

■肺腫瘍マーカー(シフラ、ProGRP、SLX)    11,000円(税込10%)

消化器系腫瘍マーカー(AFP、CA19-9、SCC)

消化器系のがんにおいて血液中で増加するマーカーを調べます。肝細胞がんで上昇することの多いAFP、膵がん・胆管がん・胆のうがん(腺がん)で上昇することのあるCA19-9、食道がん(扁平上皮がん)で上昇することのあるSCCをセットで検査します。いずれも腫瘍マーカーと称されていますが、がん以外の良性疾患や病態、例えば、AFPは肝障害、肝炎、妊娠など、CA19-9は胆のう炎や膵炎、糖尿病、喫煙、高脂肪摂取など、SCCはアトピー性皮膚炎などの皮膚疾患や腎機能障害などでも上昇することがあります。

■消化器系腫瘍マーカー(AFP、CA19-9、SCC)    7,150円(税込10%)

前立腺腫瘍マーカー(PSA)

前立腺がんで上昇するマーカーで、感度・特異度ともに優れた検査です。症状がない段階での、前立腺がんの早期発見を目的としたオプション検査です。50歳以上の方には、毎年の検査をお勧めします。ただし、加齢とともに数値が上昇するため年齢によって基準値が異なり、前立腺肥大症や前立腺炎でも高値を示すことがあります。

■前立腺腫瘍マーカー(PSA)    2,750円(税込10%)

婦人科系腫瘍マーカー(CA125、SCC)

婦人科系のがんにおいて血液中で増加するマーカーを調べます。卵巣がんや子宮体がん・頚がん(腺がん)で上昇することのあるCA125、子宮頚がん(扁平上皮がん)で上昇することのあるSCCをセットで検査します。婦人科系がんの早期発見を目的としたオプション検査ですが、他の腫瘍マーカーと同様に、がんがある時にだけ特異的に増加するというものではなく、子宮内膜症や筋腫などでも数値が変動することがあります。また、がんがある場合でも上昇しないことがありますので、細胞診や超音波検査などと組み合わせ、早期発見の補助診断において有用と考えられます。(月経中は腫瘍マーカー検査精度が劣る場合があります。)

■婦人科系腫瘍マーカー(CA125、SCC)    4,950円(税込10%)

HA抗体(A型肝炎抗体)

ワクチン接種によってA型肝炎ウイルスに対する抗体ができているかどうか、また、過去にA型肝炎ウイルスに感染したことがあるかどうかを調べます。

■HA抗体(A型肝炎抗体)    4,400円(税込10%)

HBs抗体(B型肝炎抗体)

ワクチン接種によってB型肝炎ウイルスに対する抗体ができているかどうかを調べます。ワクチン接種歴がないのに陽性となる場合、過去にB型肝炎ウイルスに感染したことを示し、潜在的なウイルス感染を調べる契機となります。

■HBs抗体(B型肝炎抗体)    3,300円(税込10%)

鉄代謝(血清鉄、不飽和鉄結合能、フェリチン)

貧血の原因として鉄分不足の有無と程度が分かります。一方で、高値の場合、慢性的な炎症や悪性腫瘍の存在を発見する契機となることがあります。

■鉄代謝(血清鉄、不飽和鉄結合能、フェリチン)    4,950円(税込10%)

甲状腺機能(FT3、FT4、TSH)

甲状腺から分泌されるホルモン(FT3、FT4)、およびそれらを調節するホルモン(TSH)をセットで検査し、甲状腺疾患の有無・程度・種類を調べます。

■甲状腺機能(FT3、FT4、TSH)    6,600円(税込10%)

アレルギー検査(MAST36)

「MAST36」は血液検査により、36種類のアレルゲン(原因物質)に対するアレルギーの有無や程度を調べることができます。
測定する36種類のアレルゲンには食品表示義務7品目(小麦・大豆・米・卵白・乳・ピーナッツ・蕎麦)、果物(キウイ・モモ・バナナ)や室内塵(ハウスダスト・コナヒョウダニ)、花粉(スギ・ヒノキ・ブタクサなど)、カビ、ネコ・イヌなどが含まれています。
花粉症の症状はあるけれど、スギ花粉かヒノキ花粉かどちらの花粉症か分からない方、原因は分からないが鼻炎や目のかゆみ、じんましんなどの症状がある方は「MAST36」で原因が分かるかもしれません。

■アレルギー検査(MAST36)  16,500円(税込10%)

新型コロナウイルス抗体検査

2021年6月21日より、以前から実施していた検査法に加え、新たな検査法を導入しました。新型コロナワクチン接種が始まり、「ワクチンでどのくらい抵抗力がついたのだろう・・・?」「自分には本当に抗体力がついたのかな・・・?」という皆さまのお声に対し、採血のみでわかる2種類の新型コロナウイルス抗体検査をご用意いたしました。 ※単独受診の場合は要事前予約です。お電話にてお申し込みください。

・IgG(N)抗体検査 … 過去に新型コロナウイルスに感染したかどうかを調べる検査です。

■ご料金 7,000円(税込10%)

・IgG(RBD)抗体検査 … 主にワクチン接種による抗体を調べる検査です。

■ご料金 8,000円(税込10%)

検査についての詳しい内容はこちら[1.26MB]

②喀痰細胞診

喀痰細胞診

採取した喀痰中の腫瘍細胞の有無を、専門病理医が顕微鏡を用いて病理診断します。喀痰の採取状況によっては、正確な顕微鏡診断(細胞診)が可能な細胞がうまく採取できない場合がありますので、予めご了承下さい。

■喀痰細胞診    3,300円(税込10%)

*2019年10月 現在

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