診療科・部門紹介 TOKYO-SHINAGAWA HOSPITAL

認定看護師のご紹介

認定看護師とは

日本看護協会の認定審査に合格し、ある特定の看護分野において、熟練した看護技術と知識を有することが認められた者をいいます。2010年2月現在、特定されている分野は21分野です。当院では以下の認定看護師が臨床現場で活躍しています。

認定看護師
分野名 人数
感染管理 2名
クリティカルケア認定看護師 1名
認知症看護 1名
緩和ケア 2名
摂食・嚥下障害 1名

認定看護師徽章

感染管理認定看護師 - 朴桂栄- 感染管理室 師長

感染管理認定看護師の役割は、患者様が安楽に入院生活が送れるように、職員が安全に働くことができるように感染から守ることです。
しかし、私一人の力だけでは守ることは出来ません。医師・看護師・臨床検査技師・薬剤師などのICT(Infection Control Team:感染対策チーム)を中心に、多職種と協働しながら日々活動しています。また、治療に使用される抗菌薬が効果的に使用され、耐性菌出現のリスクを低減するために、ST(Antimicrobial Stewardship Team:抗菌薬適正使用支援チーム)としての活動もICTコアメンバーとともに行っています。

朴桂栄

クリティカルケア認定看護師 特定行為研修修了者 -光永留美- 外来 副師長

私は2014年にクリティカルケア認定看護師の資格を取得しました。病院の理念である「手には技術・患者さまには愛を・高度医療・総合医療・地域医療」を基に救急医療に携わっています。救急外来を受診される患者さんに症状や背景はさまざまです。そのような中で患者さんや家族の方が安心して治療を受けることができるように救急看護を行っていきたいと日々考えています。他に、救急における救命技術(BLS)は救急に限ったものではなく、病院職員ならば誰もが必要とする技術です。病院職員を対象にして救命技術の講義も行っています。

光永留美

認知症認定看護師 -渡邉祥子- 1号館4階病棟 師長

認知症の患者さんは、環境の変化にとても敏感です。認知症の患者さん、一人一人と向き合い、話を聞き、安心して治療を受けることが出来るようケアを行います。
また患者さんやご家族の思いを尊重した看護が出来るようスタッフと共に日々努力していきます。

渡邉祥子

緩和ケア認定看護師 - 平尾牧子 - B棟5階緩和ケア病棟 副師長

2012年7月に緩和ケア認定看護師の資格を取得しました。日々看護する中で、私たちの方が患者さんやご家族に癒され元気をもらうことが多くあります。患者さんやご家族が少しでも笑顔で、心地よく穏やかに過ごしてもらえるように多職種と連携しケアを提供していきたいと思います。

平尾牧子

緩和ケア認定看護師

緩和ケア認定看護師 特定行為研修修了者 - 清水佳都子 - 外来

『緩和ケア』のイメージはどのようにもたれていますか。「治療ができなくなったから」「がん終末期」と、思われている方がまだまだ多くいらっしゃるかと思います。『緩和ケア』は終末期医療もしますが、がんと診断されたときから患者様やご家族様と関わり、治療が継続できるようチームでサポート致します。在宅、急性期病院、緩和ケア病棟での経験を活かして、皆様が穏やかに過ごせるよう手助けさせていただきます。

清水佳都子

摂食・嚥下障害認定看護師 - 横川敬子 - 1号館6階病棟 師長

摂食・嚥下とは、食べ物を目で見て、ニオイを嗅いで、口に取り込む。咀嚼を行う、そして飲み込むまでの一連の過程を言います。食事は、生命活動のエネルギー源だけではなく、生活に潤いや幸せをもたらすものです。患者さんの「口から食べたい!」という気持ちに応えられるよう、他職種と連携を図りながら、安全な食事摂取の手助けを行って参ります。

横川敬子

嚥下障害認定看護師

特定行為研修修了者 - 長谷川亮介 - HCU副主任

 特定看護師とはこれまで医師にしかできなかった特定の医療行為を医師の作成した手順書により実施することが出来ます。
 この特定行為は臨床推論をもとに診る医学的視点と、看護的視点を組み合わせ、患者様を全人的に捉え医療を提供することが出来ます。
 この特定行為を活かし、従来よりも患者さまの状態に応じたタイムリーできめ細やかで質の高い看護を提供できるように部署横断的に活動しています。
 医学・看護の両方の視点を持ち、チーム医療の充実を図り患者様の異常の早期発見、早期介入を行い、一日でも早い症状の回復のために尽力していきたいと考えております。

長谷川亮介

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