診療科・部門紹介 TOKYO-SHINAGAWA HOSPITAL

呼吸器内科

  • 篠田 雅宏
    部長篠田 雅宏
  • 新海 正晴
    副院長新海 正晴

基本情報

主な疾患について

気管支喘息

診断や治療、ピークフローメーターによる自己管理の指導等を行っています。
また、当院では重症難治性喘息に対する新しい非薬物療法を行っております。詳細は下記をクリックしてください。
重症難治性喘息に対する新しい非薬物療法:気管支サーモプラスティ(BT)[259KB]

肺炎・感染症

市中肺炎から高齢者の誤嚥性肺炎、日和見感染症まで、幅広く診療しています。入院加療が必要な症例も多く、紹介症例も迅速に対応して治療に当たらせて頂いております。

COPD(慢性閉塞性肺疾患)

診断および薬物治療のほか、包括的呼吸リハビリテーションをリハビリテーション科、理学療法士と連携しながら積極的に行い、運動耐容能の改善を目指しています。また、慢性呼吸不全症例では在宅酸素療法も導入しています。

肺癌などの悪性腫瘍

当院には最新のCT撮影装置が設置されており、画像診断だけでなく、気管支鏡、CTガイド下生検などによる病理診断、病期診断、および化学療法、放射線療法を行っています。

間質性肺炎

リウマチなどの膠原病や慢性過敏性肺炎、薬剤性、塵肺など原因精査を行い、適切な治療、管理にを心掛けています。進行例には免疫抑制剤や副腎皮質ステロイド、また一部の特発性肺線維症には線維化抑制薬の投与を行っています。

外科治療を要する症例について

肺癌手術可能症例、難治性気胸や血胸症例、診断および治療目的の胸腔鏡検査症例などの外科治療を要する症例については、当院の呼吸器外科と連携を取り治療に当たってまいります。

当科の取り組みと治療成績など

患者様とのコミュニケーションを大事に考えて診療を心がけています。


以下の診療につきましては、専門外来を設けております。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)
外来
毎週月曜日午前、 毎週金曜日午前 、第1・3土曜日午前(呼吸器内科医師の一般外来日の診療も可能です)

睡眠時無呼吸症候群を専門外来で診察しております。
自宅で施行可能な簡易検査(アプノモニター)、または1泊入院(夕方~翌朝)でポリソムノグラフィー(PSG)検査を行い、診断および重症度評価します。結果によって口腔外科、耳鼻咽喉科などと連携し、口腔内装具の作製、耳鼻科的処置や手術治療、重症例にはマスク型CPAP(n-CPAP)療法をしております。

ニコチン依存症(禁煙外来)
  • 外来
    毎週月曜日 14:00 - 15:30  ※現在、禁煙外来の新規受付を一時中止させて頂いております。
  • 喫煙との関連性が指摘されている疾患として、COPD(慢性閉塞性肺疾患)、肺癌、狭心症や心筋梗塞などがあります。その予防として禁煙が重要です。ニコチン依存症と診断された場合、保険診療が可能です(12週間で5回の診察です)。禁煙成功率は約65%程度の成果を得ております。
    禁煙外来のご案内 [671KB]

  • ポリソムノグラフィー(PSG)件数と結果 (件)
    ポリソムノグラフィー(PSG)件数と結果
    2019 2020
    PSG 133 114
  • 入院疾患別症例数 2020年度
    入院疾患別症例数
    疾病 患者数(人)
    肺炎(誤嚥性肺炎含む) 163
    肺癌(診断目的短期除く) 36
    間質性肺炎 26
    自然気胸 4
    気管支喘息 15
    COPD(慢性閉塞性肺疾患) 30
    慢性呼吸不全 1
    肺結核、肺非結核性抗酸菌症 13
    その他(インフルエンザ、検査を含む) 726
    睡眠時無呼吸症候群 114
    合計 1128

    *COPD、慢性呼吸不全、間質性肺炎急性増悪は一部肺炎に含まれる

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